ロコモティブ症候群

 

 最近「ロコモティブ症候群」という言葉を聞くことはないでしょうか。

2007年に日本整形外科学会が提唱した概念で運動器の障害のために移動能力の低下をきたして、要介護になっていたり、要介護になる危険の高い状態を示します。

 こういった状態は、「メタボリック症候群」や「認知症」と並び、「健康寿命の短縮」、「ねたきりや要介護状態」の3大要因のひとつになっています。

 

今日は講演でロコモのお話を聴くことができました。

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チェックポイントとして、日本整形外科学会が挙げているポイントは次の7点。

(1)片脚立ちで靴下がはけない、(2)家のなかでつまずいたり滑ったりする、(3)階段を上るのに手すりが必要である、(4)横断歩道を青信号で渡りきれない、(5)15分ぐらい続けて歩けない、(6)2キログラム程度の買い物をして持ち帰るのが困難である、(7)(布団の上げ下ろしなど)家のやや重い仕事が困難である。

 

いくつも当てはまる方は注意が必要です。